幸若太夫 【こうわかたゆう】

生没年不詳
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幸若舞の祖とされる。室町前期の人。◆桃井直詮【ももいのなおあきら】の芸名で、幼名幸若丸からこの名がついた。出身地は越前国西田中(現・福井県丹生郡朝日町)。幸若舞は、中世芸能の一つ。もとは地方の寺社に奉納する神事舞であったが、15世紀中頃から京都に進出して武将たちに愛好された。江戸時代に幕府御用の式楽となり、江戸城中にも参賀するようになった。幸若太夫の名は家元に襲名され、寛永年間、旭町に屋敷があった。