日本赤十字社発祥地

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 日本赤十字社は 明治10年(1877)西南戦争の際、 佐野常民と大給恒両元老院議官らによって傷病者救護活動等のため設立した 博愛社 を前身としたものです。その本拠がこの地 桜井忠興邸におかれました。
 西南戦争では、官軍と薩摩軍の間で激しい戦闘により多数の死傷者を出しました。このとき、この悲惨な状況に、佐野、大給の2人は、救護団体による戦争、紛争時の傷病者救護の必要性を痛感し、ヨーロッパで行われている赤十字と同様の救護団体をつくろうと思い立たたものです。
 しかし、当初、両名は政府に対し救護団体「博愛社」の設立を願い出ましが、この願いは認められませんでした。博愛社の「敵味方の差別なく救護する」という考え方が理解されなかったことによるものです。
 その後、征討総督有栖川宮熾仁親王に直接、博愛社設立の趣意書を差し出し同親王の英断により博愛社の活動が許可されました。

INFORMATION基本情報

  • 所在地千代田区富士見2
  • アクセス飯田橋駅西口より徒歩5分

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